2009年4月4日土曜日

Xの導入

Beginners_Guideを見ながら、X.orgを導入して設定する時の注意は、「Input hotplugging」の項目をちゃんと読む事を忘れないこと。
xf86-input-evdevパッケージを導入したら、Xを起動する前に必ず、

# /etc/rc.d/hal start

する。
合わせて、/etc/rc.confのDAEMONS配列にhalを追加しておく。
このデーモンでXは入力デバイスの自動認識をしてくれる。
このデーモンを動かしていないと、入力デバイスの自動認識が出来ず、Xが立ち上がった時に、キーボードもマウスも利かなくなってしまう。(xorg.confに書いてあるキーボード、マウスの項目は自動的に削除されるため、デフォルトではここに設定を書いても無視される)

そこで、注意点は、ビギナーズガイドにはこの「Input hotplugging」の説明が、xorg.confファイルのの自動作成の項目の後に書いてある。

xorg.confファイルを自動生成させるために、

# Xorg -configure

するように書かれているが、自動生成された後、

# X -config /root/xorg.conf.new

をすれば、Xが起動するかどうか確認できる旨のメッセージも表示されるので注意。
上記のhalデーモンが動いていない状態で、このメッセージに従って実行すると、キーボードやマウスの操作ができなくなるため、電源ボタンでリブートするはめになる。
また、他の手段で紹介されているxorgcfgを使うと、設定確認のために自動的にXが立ち上がるのため、同じように困る。

HAL(Hardware Abstraction Layer)については、ココ。USBメモリとかの自動認識もするみたい。halをDAEMONS配列に入れる時は、もし、dbusが既にDAEMONS配列にあるなら、外しておく方が良いらしい。

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