無線LAN及びWPAの扱いについては、無線LAN(手動)の通り、wireless_toolsとwpa_supplicantパッケージを追加しておく。
で、前記の「無線LAN(手動)」を勝手にやってくれるのが、netcfgコマンド。システムに無ければnetcfgパッケージをpacmanでインストール。netcfgのドキュメントはwikiのNetwork Profilesで紹介されている。
仕組みは簡単で接続毎の設定ごとに、各々プロファイルを作って置き、必要に応じてこのプロファイルを引数にnetcfgコマンドを呼び出すだけでOK。
1.プロファイルを作る
/etc/network.d/examples/に色々な名前のサンプルが入っている。WPA接続ならwpa.exampleを使う。このファイルを/etc/network.d/に好きな名前でコピー
# cd /etc/network.d/
# cp examples/wpa.example my_home_wpa
内容を編集する。(ESSIDとKEYを自分のところのものにする)
CONNECTION="wireless"
INTERFACE=wlan0
SCAN="yes"
SECURITY="wpa"
ESSID="mynetwork"
KEY="ho2ge13Ha5ge"
IP="dhcp"
他のアクセスポイントも作るなら、またコピーして好きな名前を付けて、プロファイルを作る。有線の分もサンプルがあるので、参考にして作る(実際は何も書き換える必要がないかも)
2.ネットに繋がる。
ターミナルからnetcfgコマンドを打つ。引数には先に作ったプロファイル名をつける。
# netcfg my_home_wpa
3.ネットを切る
同じようにターミナルからnetcfgコマンドに-dオプションを付けて呼び出す。
# netcfg -d my_home_wpa
以上で、簡単にネット接続を切り替えられるようになる。
ネットの設定はシステムインストール時などに、/etc/rc.confで、networkをデーモンとして起動してたりするので、デーモン配列からnetworkを外しておくとよい。
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