2012年9月18日火曜日

Ruby on Railsのための環境とか

Railsの環境構築は各ディストリビューションのパッケージマネジメントとの関係もあってめんどくさそう。

関連のwiki項目
  1. Ruby
  2. Ruby On Rails 
  3. RVM(Ruby Version Manager)

このめんどくささは、rubyのライブラリとかの管理がシステムとは無関係に、ruby独自のrubygemsっていう機能で管理できるところかな。また、archlinuxのためにパッケージ化してpacman経由でインストールして管理できるようになっているみたいだけれど、この「どっちでもいける」ってのもめんどくささの原因かも?

あわせて、gemはシステムへのインストールとユーザーディレクトリへのインストールを選択できるところも「どっちでもいける」要素。

更には、RVMとかするとrubyのバージョンさえ混在させることができて、とっても「どっちでもいける」状態。

なので、決めてメモする。
もともとrailsしたいなぁっていうお気楽な動機だったので、それが実現できればよい!って方針で。

rubyは、公式リポジトリから1.9.xをインストール。1.9系列はrubyパッケージ自体にgemが入っているので、そのままでgemが使える。

% gem help command

% gem help example
を適当に見て、使い方を確認する。

gemは、ホームディレクトリにインストールすることにする。
ホームディレクトリにインストールするには、ユーザー権限でインストールを実行する。sudoとかしちゃダメ。

インストール先は ~/.gem/の中。
この、ディレクトリ以下に実行ファイルも置かれるので、そのディレクトリをpathにいれる。
export PATH="$PATH:$HOME/.gem/ruby/1.9.1/bin"


あわせて、bundlerっていうgemから導入するアプリは、デフォルトでシステムにインストールしようとするので、以下の環境変数を予め設定しておく。これをしないと、インストール時にルートパスワードを求められてびっくりする。

export GEM_HOME="$HOME/.gem/ruby/1.9.1"

いよいよ、railsのインストール。
持ってる本がrails3.0.5バージョンの解説をしていて、現在の3.2系とは動きが大分違う。そこで、慣れるまで本の通りの動作にして勉強したいので、バージョン指定して本で解説されている3.0.5をインストール。ドキュメントも入れないオプションもつけてみる。

% gem install rails --version 3.0.5 --no-rdoc --no-ri

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